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2025.10.10
あったか点心を頬張る幸せ「光ル茶崙」

商業ビルが建ち並び、賑わいを見せる草津駅からもすぐ近く。歴史ある宿場町の趣を今に伝える旧東海道・草津宿本陣のすぐ近くで、2022年6月にオープンしたのが「光ル茶崙(サロン)」です。
大津の薬膳料理&中国茶の名店「茶館喫茶去」出身の山﨑夫妻が開いた、滋賀では珍しい点心・中国茶専門店。ダシから自家製の身体にやさしい点心と、緑茶・白茶・黒茶・花茶といった中国&台湾の多彩なお茶、杏仁豆腐やマーラーカオなどのスイーツが楽しめます。セットメニューも豊富。
お昼時の人気は、3種類の点心とおかず1品、季節のスープ、ドライフルーツ、中国茶がセットになった「ヒカルサロンのお昼ごはん」(2500円~)。中国の医食同源の考えに基づき、夏は赤、秋は白、冬は黒と、季節で色や食材が変わる点心がセイロに入って運ばれてきます。
この日はトマトとパプリカ、炒り卵、豚ひき肉などを包んだ肉まんと、ビーツで色付けした滋賀県産もち米を使ったシュウマイ、肉味噌チャーハンが登場。もっちりとした皮の中にパプリカの風味が利いたジューシーな肉餡が詰まった肉まんは、思わずもう一つ食べたくなる美味しさです。
セットのお茶はメッセージ付きの「おみくじ中国茶」。中国政府認定の高級茶藝師でもある山﨑舞さんが、茶葉の中からその日のお茶4種類を厳選。それらに番号をふり、注文時にお客さんが直感で決めた番号のお茶が供されるという趣向です。どんなお茶が来るかはその日のお楽しみ。お茶の説明と、小さなおみくじメッセージが記されたカードが添えられています。
古材を柱やカウンターに使った落ち着きと温かみある店内。「絵本や木のおもちゃなども置いているので、小さいお子さん連れでもぜひお越しください」と山崎好則さん。秋風が吹き始め、あたたかなものが恋しくなるこの季節。セイロから立ち上る湯気までごちそうの点心や風味豊かな中国茶を目当てに、足を運んでみたくなる一軒です。

「おみくじ中国茶」の一つとして時々登場する、バラのツボミを使った花茶

居心地の良いカウンター席の向こうには、点心を蒸し上げる約60cmの大きなセイロが

古い町並みに溶け込む真っ白な暖簾が目印
<営業データ>
住所/草津市草津2-8-26
電話/077-500-3596
営業時間/11:00~16:30(ランチLO 14:00、喫茶LO 15:30)
定休日/不定休
駐車場/なし
「光ル茶崙」のHPはコチラ
「光ル茶崙」のInstagramはhttps://www.instagram.com/hikaru_saron/?hl=ja