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2024.01.12

スパイシーなのに軽やかな本場インドネシアの味「Rindu BALI」



 JR石山駅から唐橋方面へ徒歩約5分、飲食店が立ち並ぶ県道沿いに立つ「Rindu BALI」は滋賀では珍しいインドネシア料理店。店名はインドネシア語で「バリが恋しい」を意味します。バリ島が大好きなオーナーが、現地で出会ったシェフをスカウトし2015年にオープンしたのが始まりだそう。
 唐辛子やウコン、レモングラス、エシャロットといったハーブ&スパイスが豊富に使われるのがインドネシア料理の特色。現地人シェフが手掛ける本場の味は、来店したインドネシア人から「現地の料理よりも美味しい!」と言われることもあるそうです。

 そんな専門店で味わいたいのが、インドネシアの多彩な味覚が楽しめるランチ限定の「ナシチャンプル・バリスペシャル」(1,520円)。鶏つくねの串焼き=サテ・リリッや、大豆の発酵食品=テンペの炒めもの、エビせんべい=クルッポなど、6種類の料理がプレートにずらり。別皿でカレーとスープが添えられます。
 メニュー名のナシチャンプルとは「ご飯に混ぜる」という意味で、サテ・リリッ以外のおかずとご飯を全部一緒にカレーに入れ、しっかり混ぜて食べるのが現地流。サテ・リリッを一口頬張れば、鶏の旨味と豊かなスパイスの風味が口の中いっぱいに広がります。意外とあっさりのココナッツミルク入りのチキンカレーと、さらりとした食感の新潟産インディカ米の取り合わせも絶妙です。

 「スパイスは香りを重視して、すべて生のものを使います。味付けは日本向けにアレンジはしていません」とシェフのポナジさん。インドネシア料理に欠かせない辛味調味料・サンバルも現地のものを使っていると思いきや、実は滋賀県産の真っ赤に熟した万願寺とうがらしと湖南市の伝統野菜・弥平とうがらし、ニンニクなどを煮込んで作られる自家製で、味に深みをプラスしているそう。
 なんだか辛そう……というイメージがありますが、マイルド・ミディアム・ホットの辛さから好みに合わせて選べ、メニューによっては唐辛子抜きのオーダーも可能。年の始めの友人たちとの会食や、子連れランチにも使えそうな一軒です。


ランチ限定の「ドリンクとミニ・デザート付きセット」(600円)も人気。写真はクレープのような「ダダールグルン」


現地から取り寄せた色付きガラスの照明や、書物柄の壁紙が印象的な店内


窓辺の木枠にはめ込まれるのは、花や女神をかたどったバリのストーンレリーフ

<営業データ>
住所/大津市粟津町5-9
電話/077-572-8109
営業時間/11:00~23:00(LO22:00) ※日曜は~22:00(LO21:00)
定休日/月・木曜
駐車場/なし





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