SMILE KOUEI通信

2019.11.01

秋の比叡山で妖怪と出会う

非公開の大書院で観る
「ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展」

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自身の性格を直したいという僧の前で踊る「一文字狸」。鬼太郎もつられて踊り出す
(c)水木プロ(c)TOYOWADO

 滋賀と京都の境に位置する比叡山延暦寺。1200年以上の歴史を有する日本屈指の古寺には、数々の物語や逸話が伝わっています。そうした伝説の中の一つに「比叡山の七不思議」というものがあるのはご存知ですか?
 厳しい修行を行った慈忍和尚は、自分の死後、一つ目一本足の恐ろしい姿となり、修行をさぼる僧侶を戒めたという「一つ目僧」。修行僧の前に真っ白な一本眉のタヌキが現れ、千日におよぶ修行をすれば願いがかなうと告げたという「一文字狸」など……、7つの不思議な話が今も比叡山に伝わっています。
 そんな「七不思議」に焦点を当て、人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」と共演した日本画が展示されているのが「ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展」。11月6日から12月8日まで、国の登録有形文化財に指定されている通常非公開の大書院にて開催されています。会場では、今回新たに描き下ろされた7点に加え、葛飾北斎や伊藤若冲などの妖怪・幽霊画と「ゲゲゲの鬼太郎」のコラボレーション作品20点も展示。昭和天皇即位の際に迎賓館としても使用された、荘厳で優美な空間で、妖怪たちの少し怖いけれどユーモラスな姿に出会うことができます。
 また、期間中は、山内の東塔・西塔・横川の各地域に点在する、七不思議ゆかりのスポットを巡って妖怪の印を集めるスタンプラリーも開催。7つすべてを集めれば、オリジナルしおりが手に入ります。そのほか、新作絵画のクリアファイルなどの展覧会オリジナルグッズも販売しています。
 紅葉シーズンを迎えている比叡山。展覧会で妖怪画を鑑賞した後は、紅葉狩りもぜひ楽しんでみてはいかがですか。

夜な夜なお酒を飲むねずみ男の後ろに現れたのは、不届きな修行僧を懲らしめる「一つ目僧」
(c)水木プロ(c)TOYOWADO

会場の大書院は、1916(大正5)年に建てられた書院造の壮麗な建築物

[データ]
伝教大師1200年大遠忌記念
比叡山延暦寺非公開大書院特別公開
「ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展」

住所/大津市坂本本町4220 比叡山延暦寺 大書院 



開催日/2019年11月6日(水)〜12月8日(日)
開催時間/10:00〜16:00(受付15:30まで)
料金/大人・中高生:1,000円、小学生:無料 ※延暦寺巡拝料が別途必要
駐車場/270台
問い合わせ/077-578-0521(参拝部)

「ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展」のHPは▶ こちら